花の命は短くて・・・

こんばんは!
色彩生涯教育協会インストラクター
Favorite place and color の山本文賀です!

ここの所の花冷え、ホント寒いですね!
でも、満開の桜がかろうじて散り始めで止まっていて、桜を楽しめています。

この時期、いつも花見がてら散歩に行く善福寺川緑地公園の桜です。
こちら先週半ばの写真ですが、ちょうど満開で綺麗な桜を見る事が出来ました!
本当は青空に咲く桜が良いのですが、この日はあいにくの曇りでした。

桜はたったの一週間しか咲かない花
その木の営みに自然のたくましさを感じずにはいられません。

そんな桜ですが、私たちは色を伝える時に
「桜色」
という言い方をしますよね。

桜色と聞いて、どんな色か想像出来ると思いますが、多くの人がその色名から色を想像出来るようになったものを
「慣用色名」
と言います。

「桜色」をもっと具体的に表すと
「ごくうすい紫みの赤」
となります。
もし、その色を知らなくても色が想像出来るというものです。
こちらは
「系統色名」
と定義されています。
この分類によって全ての色を表す事が出来るのです。

「桜色」ですが、
満開の山桜の花のような淡いピンクの色名
平安時代を通じて最も愛好された色名
と言われています。
色一つとってもそれぞれの歴史があるのですね!

桜色は植物の名前からですが、他にも慣用色名はあります。
鶯色→動物(鳥)の名前から
チョコレート→食べ物の名前から
など、和式名、洋名合わせて269色あるんですよ。

このような色の奥深さを知るのも楽しいので、興味のある方、一緒に学んでみませんか?
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